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2009 01,03 21:23 |
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“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)
”文学少女”シリーズ第4巻です。 この物語のベースとなっている本は、ガストン=ルルー著の オペラ座の怪人 (角川文庫)です。 私は「オペラ座の怪人」については名前くらいしか知らないほどの無知な人間なのですが、 この本を読み進めていく中で、「オペラ座の怪人」の大まかなあらすじがわかり、同時に 「ファントム」という人物が物語の重要なポイントであるとわかりました。 この物語で重要なのは、誰が「天使」なのかということではないでしょうか。 これもなかなかいろんなところに伏線が敷いてあって、私もドキドキしながら読んで いました。 そして、この物語でも「悲劇のヒロイン」が登場します。 挿絵すら存在しない?彼女の手記を読んでいると、彼女の苦しみ、怒り、悲しみが 色濃く伝わってきて、とても悲しい気分になります。 彼女が「天使」に残した最後の言葉を読んだとき、ほんと泣けました。 しかし、私は少なくとも悲しくて泣いたのではないと思います。 最後まで読み終わった後のさっぱり感が、この本の魅力だと思います。 PR |
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