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日本が南北に分断されたもうひとつの戦後。米軍統治下の青森で暮らす藤沢ヒロキと白川タクヤは、同級生の沢渡サユリに恋心を抱いていた。そして彼らが見つめる先にはサユリのほかにもうひとつ、ユニオン占領下の北海道にそびえ立つ巨大な塔があった。頂上が見えないほどのその塔にいつか飛んでみようと夢を抱き、ヒロキとタクヤは軍の廃品を利用して小型飛行機を組み立てていた・・・・・