2024 03,29 15:46 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2009 01,03 22:17 |
|
“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫)
”文学少女”シリーズ第5巻です。 この物語のベースとなっている本は、宮沢賢治著の 新編銀河鉄道の夜 (新潮文庫)ですが、 宮沢賢治が書いたさまざまな短編集がこの物語を構成しています。 この巻で、ついに”あの人”が心葉の前に現れます! となると、気になるのは「誰が”カムパネルラ”なのか」ですよね。 この物語は、”文学少女”シリーズを読み始めてからずっと気になっていた話題だったし、 ある意味これが1つ目のクライマックスだと思っていたので、この本を買って早々 あっという間に読み終わってしまいました。 ”文学少女”を読んでいるとき、常に物語に出てくる人物と自分自身をつなげて考えて しまいます。 「心葉のこういうところが自分と似てる」とか、そういうことばっか考えながら読んで いたりします。 そして、この巻に出てくる”あの人”の考えることや行動は、かなり自分自身の考え方や 行動に共鳴する部分が多く見られました。 そうなってしまうと、ついつい感情移入し過ぎてしまうんですよね。 この物語も、「おいこれ大丈夫か??」とハラハラドキドキしてしまう展開なのですが 最後まで読み終わると、やはりなかなかのさっぱり感なのですよ。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |