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2009 01,03 00:19 |
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“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)
”文学少女”シリーズ第3巻です。 この物語のベースとなっている本は、武者小路実篤著の 友情 (新潮文庫)です。 私も昔この「友情」という本を読んだことがあるのですが、「武者小路実篤」という 難しい名前??に反してとても読みやすく、良いお話だったことを覚えています。 杉子に恋する野島。野島の親友の大宮は野島の恋愛の成功を願っていた。 しかし杉子は野島ではなく大宮に恋しており、彼女の気持ちを知った大宮の 気持ちは揺らいだ。 親友との友情をとるのか、それとも杉子を選ぶのか・・・・・ 最後に大宮が出した結論は、杉子であった。 そして野島は、親友と愛する人を同時に失うことになる。 今回の”文学少女”もこの「友情」の話に沿って物語が進んでいくのですが、 この本の面白いところは、いろいろなところに張られた伏線と、意外な結末。 誰が「野島」で誰が「大宮」か・・・・・ そこらへんを意識しながら読み進めていくと、あっという間に読み終わってしまいます。 それがこの”文学少女”シリーズの一番の魅力だと思います。 PR |
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