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2009 01,19 22:36 |
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“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)
やはり小説は最後まで一気に読むのが一番いいですね! というわけで、”文学少女”シリーズ第6巻を読みました。 これは第5巻の続きということではなく、ようは番外編みたいなものでしょうか 物語の時期はちょうど第2巻と第3巻の間あたりだと思います。 今回のメインは姫倉さんです。 姫倉さんが物凄いことを企み、心葉や遠子先輩を巻き込んでいきます。 この物語のベースとなっている本は、泉鏡花の「夜叉ヶ池」です。 あとは、同じく泉鏡花の「草迷宮」やフーケーの「ウンディーネ」などを 交えながら、物語が進んでいきます。 ”文学少女”シリーズは、基本的に物語の中心人物がどうしようもないくらい ネガティブな方向へ向かっていくのを遠子先輩が自身の”想像”によって 救うといった展開になっているのですが、今回はそれがかなり色濃く 現れているのではないかと思います。 遠子先輩の”想像”は、読んでて本当にいつも感動させられます。 さて、本編も残すところ第7巻と第8巻だけとなりました。 しかし、この2冊はそれぞれ上巻と下巻となっており、実質的に最後の物語に なるわけです。 最後の物語の中心人物は・・・・・やはり遠子先輩でしょうか。 これは、自分自身への誕生日プレゼントとして、大切に読みたいと思います。 PR |
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